★以外と知らない美容室の豆知識★

突然ですが現在、日本全国の美容室数は243,360軒と言われています。

分かりやすい所で言うと皆さんにとってもみじかなコンビニはというと55,000件程度。

比較すると約4.5倍となります。
コンビニ業界でさえ、これ以上増やす所がないという程の飽和状態なのに、、、。

だいたいコンビニ1件を見つけたら近くに美容室が4、5件あるようなイメージですね。
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その他、歯科業界、整体接骨業界も店舗数が多いと言われています。
歯医者は60,000件
整体院・接骨院100,000件
なんですって、そもそもコンビニと比較するのが正しいのかは疑問ですが、分かりやすいので悪しからず!!
(結構、コンビニと比較するとコンビニの店舗数を上回る業界も多いです。)

ではなぜ、【日本にはこんなにも美容室が多いのか?】
因みについ先日、フジテレビ系列 所さんの新冠番組【新説 所Japan】でも
取り上げられたネタですがちょっと私なりに考えてみました。

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理由1 美容室というのは個人事業主がほとんどの割合を占める業界
美容室の約8割以上は個人事業主と言われています。みんな社長ですね!!(笑)
職人業種であると共に独立が現実的な職業である事がそうさせているのかもしれないですね

美容師になる事を決めた人の目標がゆくゆくは自分の店を持つという夢を持たれている人もとても多いと思います。

理由2 美容師という職業は店というより個人に顧客がつきやすい業種と言えます。
お客様先でよく美容室の数の話はあがるのですが、「モラルが低い」と言うのでしょうか。
独立時に物件探しがかなり慎重所になるでしょうが、
好物件が上がってきた→しかし、隣同士美容室だった。
この条件でもGOで進めてしまうケースが稀ではない。
例えば、出店時には3件先が美容室だったとします。今ではその間が埋まって
見事に4件立て続けに美容室が並んでいる状態なんてケースも、、、。

これは完全に顧客は店ではなく、個人によって動いている証拠ではないでしょうか?
トップスタイリスト、幹部クラス、オーナークラスに多い傾向だと思います。
つまり【顧客は人につく】という事です。

ある程度、繁華街・発展地域であれば密集するのは当然の事ですが、密集比率が尋常ではないな…と思います。

エリアマーケティングで考えると結構怪しいのではないでは??、、、。

もし、自分がコンビニをオープンさせる時に近隣に同業者が既にあると出店を控えますよね??
ある程度、エリアマーケティングを考えた上でいける判断材料があれぼ、GOだと思うし、勝算がなければ、NGだと思います。
これはコンビニの場合、客がお店につく事を連想します。

顧客が個人につくイメージだと、
夜のお店もイメージしました。
ある程度、繁華街に密集して、客はキャストにつく事が多いと思われます。

ただ、実際にオープンさせると個人に顧客はついているから大丈夫ともいいきれません。
発展には当然、近隣サロンと顧客の奪い合いをしないといけないですし、自サロンの顧客だって近隣サロンに流れてしまう可能性も十分にあります。
おまけに集客費用も馬鹿にならないなど、
つまづいてしまうケースも少なくないですね…

20181108075911 - ★以外と知らない美容室の豆知識★

理由3 美容室の本来の経営スタイルはリピートビジネスなので、
繁華街で若い世代を幅広いエリアから多数の競合サロンと奪い合う集客をするよりも地域に根付いた中高年世代を安定的にリピートさせていくスタイルの方が『安定的な経営』、『売上・利益ベース』のお話であれば条件が良いというのが定説です、ですから一度
お客様がついてしまえば生涯のお付き合いを出来るというのも美容室が減らない理由の一つです。

まさに住宅郊外にあるおばちゃんサロンが何気に儲かっている・・・
とはこの事だと思います。確かに所さんの番組でもやってたなー。

因みに日本の人口10万人あたりに対して191.72軒。美容室数が最も多いのは
なんと秋田県で人口10万人あたり301.58軒(偏差値69.8)。
めっちゃ以外じゃないですか?
2位は徳島県で300.27軒。3位以下は山形県(285.09軒)、高知県(278.92軒)、鳥取県(278.60軒)の順。一方、最も美容室数が少ないのはこれもまた意外にも神奈川県で人口10万人あたり123.36軒(偏差値25.5)。これに次いで千葉県(146.60軒)、埼玉県(147.33軒)、愛知県(159.46軒)、東京都(161.95軒)と続いているそうです。

分布地図を見ると都市部で少なく地方で多い。凄く意外ですよね??

相関ランキングでも公共交通機関通勤・通学率や最低賃金と負の相関があり、最低賃金が高く、公共交通機関が発達している都市部で美容院が少なくなっているそうです。
【株式会社リクルートライフスタイル ホットペッパービューティーアカデミー調べ】

実は私達、日本人から見たら割と普通な美容室飽和状態、海外の方から見たら相当不思議みたいですよ。

【店長   屋代丈児】

アルターシェリー【alter cherie】津田沼店
船橋市前原西2-19-1十字堂ビル2F3F津田沼店
【アクセス】JR津田沼駅徒歩2分
【定休日】   不定休
cut 【10:00~19:00】
color&perm【10:00~18:00】
縮毛矯正【10:00~17:00】